オーガニック布ナプキンって体に良いの?汚れたナプキンを何度も使うのは不衛生じゃない?
オーガニック布ナプキンは、通常の使い捨てナプキンとは違い、何度も繰り返し洗って使うのが基本。
「布ナプキン」と検索すると、検索ワードに「頭がおかしい」と表示されているので、布ナプキン反対派も少なくないのかなと感じています。
そこで今回は、オーガニック布ナプキン歴10年以上の私が、布ナプキンの魅力とおすすめのオーガニック布ナプキンをご紹介していきます!
オーガニック布ナプキンとは?
オーガニック布ナプキンとは厳格な基準にのっとり、禁止されている農薬や化学肥料は使わずに栽培・加工するというルールをクリアした布ナプキンのことを指します。
オーガニック布ナプキンは、コットン、ガーゼ、リネン、ネル生地などの布でできています。
布で出来ているので肌触りも良く、下着と同じ感覚で肌に触れても心地良いです。
最近は、布ナプキンも可愛いデザインが多いので、その日の気分で柄を選べて楽しむことも出来ます。
布ナプキンと紙ナプキンの違い
紙ナプキンと布ナプキンの大きな違いは、素材です。
- 紙ナプキン:石油原料のポリエチレンやポリエステルで出来ている。
- 布ナプキン:天然素材の布から出来ている。
紙ナプキンの場合、1日4~5枚使う計算ですと、多い方ならば1回の月経で約20枚ほどのナプキンを使うことになります。
一方で布ナプキンは洗って何度も使うことができるので、紙ナプキンに比べてコスパがよいのが特徴です。
布ナプキン5つのメリット
布ナプキンを使うと、身体だけではなく生活の中でも様々なメリットがあります。
- ゴミが減る
- コスパがいい
- 吸収率がいい
- ムレにくくて肌もかぶれにくい
- においの軽減に繋がる
私が実際に感じているメリットについて、詳しくご説明していきます。
ゴミが減る
布ナプキンを利用すると、確実にゴミの量が減ります。
環境にも優しく、再利用できるのは布ナプキンのメリットといえるでしょう。
コスパがいい
布ナプキンは、再利用して使うことができるので、使えば使うほどコスパがいいというメリットがあります。
初経の平均年齢は12歳で、閉経の平均年齢は50歳といわれており、その計算でいくと女性は約40年もの間生理があることになります。
使い捨てナプキン | 布ナプキン | |
1回の生理に使う枚数 | 20枚 | 10枚(洗って使いまわし) |
1年間生理に使う枚数 | 240枚 | 最低10枚 |
人によって生理の期間や使うナプキンの値段が様々なので、40年間に使うナプキンの値段をだすのは非常に難しいのですが、参考になりそうな記事をみつけました。
なんと、生理用品にかかるお金は一生で200万を超えるとの記事でした。
布ナプキンは3年~5年ほどで新品のものに交換するのがいいといわれています。
目安としては、コットンがポロポロと剥がれ落ちてきたり、破れたり、使っていて違和感を感じた時だそう。
しかし、私の場合は過去にコットンが剥がれ落ちたことも破れたこともないので、3年はしっかり使うことができています。
長く使えば使うほどコスパがいいとはいえ、何年も同じものを使うと汚くなっていくので3年を目安に買い換えるようにしましょう。
吸収率がいい
布ナプキンは、吸収率がいいので漏れにくいです。
使い捨てナプキンのように軽い日ようから夜用まで、様々なサイズがあるので生理の量によってサイズを変えて使うことができます。
ムレにくい
吸収率がよいということは、ムレにくいということにも当てはまります。
確かに私自身も、使い捨てナプキンから布ナプキンに変えてからムレることがまずなくなりました。
においの軽減に繋がる
布ナプキンを利用すると、驚くほどにおいが気にならなくなります。
なぜなら、使い捨てナプキンは高分子吸収体などの石油化学製品で作られているものもあります。
石油化学製品と経血が酸化した時のにおいが化学反応すると、生理中独特のにおいになってしまうようです。
オーガニックコットンの布ナプキンならば、上記のような悩みはほぼ解決されるでしょう。生理の度に、においが気になっている方にもメリットが大きいです。
布ナプキン4つのデメリット
私が感じている布ナプキンのデメリットに関しても、正直にお伝えしていきます。
布ナプキンに対して否定的な意見を持っている方は、これからご紹介する布ナプキンのデメリットが気になっているのでしょう。
- 洗うのが大変
- 夜中たまに漏れてしまう
- 外出先で交換したものをすぐに洗えない
- まとめ買いをすると大きな出費になることも
人によっては、布ナプキンをつけることでストレスを感じることも考えられるので、これからご説明する布ナプキンのデメリットをしっかり目を通してみてください。
洗うのが大変
布ナプキン最大のデメリットは、洗うのが大変な点です。
しかもご家族と同居している場合は、かなり気を遣って洗わなければいけません。
ナプキンを水につけたりする時間も必要なので、人の目につかない場所を確保するのがポイントです。
私は、いつも汚れた布ナプキンをもみ洗いして、その後バケツに布ナプキンを2時間以上つけておきます。
ある程度綺麗になったら、その後アルカリウォッシュで洗い、再度またつけ置きして放置しています。
汚れが落ちにくい場合は、通常の洗濯物とネットにいれて一緒に洗濯機で洗っています。
その日に使用した布ナプキンをまとめてつけ置きして、次の日まとめて洗濯機に入れて洗う感じです。
慣れてしまうと洗うのが大変には感じなくなりますが、子育て中だと布ナプキンを洗う時間もないという方がいらっしゃるかもしれません。
その場合はストレスがない程度で布ナプキンを利用していくといいでしょう。
外出先で不便
先ほどお伝えしたように、布ナプキンは手洗いをしたり、つけ置きしたりしなければいけません。
ですから、外出先ではすぐに洗うことができないので、袋に入れて家まで持ち帰る必要があります。
私は長時間外出するときや量が多い時などは、布ナプキンに加えて使い捨てナプキンを利用することもあります。
外出先で荷物をなるべく増やしたくない、すぐに洗えないのが気になるという方は、外出の時だけは上手に使い捨てナプキンも利用してみましょう。
まとめ買いは大きな出費になる
布ナプキンは、1枚1,500円ほどするので、10枚購入すると約15,000円ほどかかることになります。
通常の使い捨てナプキンだと、30枚入って500円~700円ほどで購入ができるため、布ナプキンは1枚当たりの値段が高く感じてしまうかもしれません。
ですが、布ナプキンは一度購入してしまえば、3年ほどは使えるものなので長い目でみるならばコスパはいいです。
オーガニック布ナプキンおすすめ10選
まとめ:オーガニック布ナプキンは一度は試す価値あり
布ナプキン歴10年の私が感じている布ナプキンのメリットとデメリットを書かせていただきました。
布ナプキンに関しては、どの点にメリット・デメリットを感じるかは個人差があると思うので、一度使ってみるのがおすすめです。
布ナプキンに興味がわいたけど、どれを購入したらいいかわからないという方には、nunonaの布ナプキン
下記の記事に詳しく書いているので、参考にしてくださいね。
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